本動画の内容は大幅にアップデートされていますので、【完全保存版】Mitz式 美肌の作り方をご覧下さい。
Mitzのニキビとの戦いが始まったのはちょうど中学生になった頃だった。いわゆる思春期ニキビである。その頃はスキンケアの知識ゼロ。間違ったスキンケアをフルコースでやっていた。
・ニキビができると、潰して芯を出さないと気が済まない。
・さっぱりする(洗浄力の強い)洗顔料を使用。
・あぶらとり紙、フェイスペーパーを頻繁に使用。
・皮脂吸着パウダーの入ったサラサラの男性用化粧水を使用。
・ベタベタするのがイヤ、面倒くさい、といった理由で乳液やクリームを塗らない。
13歳の自分が目の前にいたら ぶん殴ってやりたい。
最初はポツッとたまにできる程度だったのが上記の誤スキンケアフルコースのおかげで全速力で悪化していった。気がつけば顔面ニキビだらけになっていた。すると、次のような現象が起こった。
・人の目が気になり、顔を見られるのが恥ずかしい。
・鏡を見る度に気分が落ち込んでイライラする。
・自信がなくなってネガティブ思考になる。
・大の写真嫌いになる。
この頃は悩みの90%以上が憎きニキビだった。朝起きて鏡を見た時に新しいニキビができていたら1日気分が鬱になる。そして、あれこれ試していく内におそらく世に出回っているニキビケアのほとんど全てを経験してしまった。それではMitzが500万円以上を溶かして受けてきた主なニキビ治療の全てを簡潔に紹介ていきます。
1. 基礎化粧品
あえて商品名を出す必要もないだろう。有名どころは片っ端から全て試したが、しつこいニキビにはっきりと効果があったものは一つも無かった。
2. 塗り薬
皮膚科に行くともらう薬は大体決まっている。
イオウカンフルローション
液がやや黄色でにおいがある。効き目はまずまずだが、副作用で乾燥したり痒くなることも。
ダラシンTゲル
殺菌。最初は少し効くが、耐性菌ができるため段々効かなくなってしまう。
アクアチムクリーム
殺菌。ダラシンとほぼ同じ効果。最初だけ。
ゼビアックスローション
殺菌。ダラシンとほぼ同じ効果。最初だけ。
ディフェリンゲル
皮脂を抑え、ニキビの原因である毛穴のつまりを取り除いてくれる。副作用で2週間前後は皮膚が赤くなってヒリヒリする。
ベピオゲル
ディフェリンと同じく毛穴のつまりを取り除いてくれるが、成分は違うので併用すると最強。それに加えて殺菌効果もあるが、こちらは耐性菌ができにくい。副作用もディフェリンと似た症状。
エピデュオゲル
ディフェリンとベピオの効果を1つにしたもの。新薬。
デュアック配合ゲル
ダラシンとベピオの効果を1つにしたもの。
3. 飲み薬
短期的にはよく効くが、根本的な解決にはならない。
シナール
当時は何も知らずに飲んでいたが、ただのビタミンC。肌に一番大事な栄養はビタミンCといっても過言ではないので当然必要だが、ニキビ治療には直結しない。
チョコラBB
口内炎には効くが、しつこいニキビには効果なし。
ミノマイシン
めちゃくちゃ効く。嘘みたいに翌日から新しいニキビができなくなる。でも残念ながら効果があるのは最初だけで、耐性菌ができて段々効かなくなる。
ビブラマイシン
最もよく処方される。ミノマイシンとほぼ同じ効果。最初だけ。
4. エステ
安いのは初回だけ。施術後に、セットなら1回分お得だとか、最低5回は受けないと効果がないだとか言われて高額なコースを組まされることが多い。
ニキビ&毛穴のパック
洗顔してスチームして泥とかクリームでパックする。施術直後はさっぱりモチモチで気分爽快。肌には良いのだろうが、ニキビには効果なし。11回のセットで30万円が溶けた。
ケミカルピーリング
肌の表面の角質を溶かして新しい皮膚の再生を早める治療。角質がなくなるので肌が滑らかになるが、しつこいニキビには効かない。ターンオーバーに合わせて月1〜2回まで受けれる。最低3回は受けないとあまり意味がない。1回5000円〜1万円程度。
FCRトリートメント
ケミカルピーリングと違い、サンゴ等の天然ハーブで肌を剥離させる治療。2〜3日すると脱皮するみたいに皮がめくれてくる。初回のダウンタイムは眠っていたニキビ予備軍が表に出てくるので、悪化したような気になるが、効いてる証拠だから心配しなくていい。3回目でニキビは少し減る程度だが、肌自体はツルツルになってキメが細かくなる。ダウンタイムは約1週間。ターンオーバーに合わせて月1〜2回まで受けれる。剥離するので1回でも効き目はわかるが、最低3回は受けないと意味がない。1回3〜5万円程度。背中と二の腕も一緒にやったので1年で合計150万円が溶けた。
イオン導入
ピーリング後に高濃度のビタミンCや成長因子等を塗って浸透させる施術。少し肌が白くなってハリが出るような気はするものの、ニキビには効果なし。
5. レーザー
とにかく痛いし、施術後は顔面が真っ赤になる。
クリアタッチ
光と熱でニキビを殺菌する光治療。痛みは少ないが効き目も薄い。
ピュアアクネス
効果も価格もクリアタッチと似たようなもの。
フォトシルクプラス
シミやニキビ跡のメラニンに反応するレーザー。焼いたところがかさぶたみたいになって黒くなる。ヒゲの剃り跡にも反応するので少しヒゲが薄くなった。赤みがひく頃には肌は少し滑らかになるものの、ニキビにはあまり効果はなかった。痛みと費用の割りには効果が薄い。ダウンタイムは約1週間。ターンオーバーに合わせて月1回しか受けれない。1回8〜10万円程度。背中も一緒にやったので5回のセットで90万円が溶けた。
フラクショナルレーザー
肌の表面に細かい穴を開けて自己再生を促す治療。ニキビ跡のクレーター治療にはこれしかないと言われて試すも、凹みにはカスほどの効果もなかった。でも、かさぶたが取れる頃には肌はツルツルになる。美肌効果は抜群でシミ、シワ、タルミ等、全ての肌トラブルに効く。これまで受けた施術で最も効果があった。その分、痛みも最強クラス。リドカインというクリーム麻酔を30分前に塗るが、それでも大の大人が涙目になるレベル。ただ、結局また新しいニキビはできるし、クレーター凹ニキビ跡にも気休め程度の効果しかないので、ニキビ治療ではなく、アンチエイジング目的で受けるべき。ダウンタイムは約1週間。ターンオーバーに合わせて月1回しか受けれない。照射の強度や当て方によって価格が変わるようだが、Mitzは「できる範囲でMAXで」と注文した。1回8〜10万円程度。(中には1万円前後で受けれるところもあるが、お値段以下の効果。)背中も一緒にやったので12回のセットで合計220万円が溶けた。
以上がMitzが経験した、これまで日本で行われてきた、主なニキビ治療の全てです。最後に最も重要なことを2つ言っておきます。
・ニキビは必ず治る。負けるな。
・クレーター凹ニキビ跡は2018年現在の医学では治せない。指で絶対潰すな。ニキビは治るが、凹みは治せない。
次回はMitzがどのようにして今の肌まで復活したのか、具体的な治療法を伝授します。